今治市で交通死亡事故 今年の死者数43人に「危機的状況」県警が取締り強化
危機的な状況です。5日、愛媛県今治市で交通死亡事故があり、県内の交通事故の死者数がすでに去年1年間と並びました。 5日正午前、今治市孫兵衛作の国道196号で軽自動車と普通乗用車が正面衝突する事故がありました。 この事故で軽自動車を運転していた今治市の秋山眞由美さん(86)が死亡しました。 県内では、5日午後3時までに43人が交通事故で亡くなっていて、すでに去年1年間の死者数と並びました。県警は「危機的状況」だとして取り締まりを強化しています。 このうち伊予市大平の国道56号では、県警交通機動隊員らが速度違反を取り締まりました。 県警によると、4時間の取り締まりの結果、13件の速度違反があったということです。 県警交通企画課 井上貴志課長補佐: 「(ドライバーは)前を向いて、そして道路状況に応じて緊張感を持って運転するという行動をお願いします」 県警は今後も県内全域で取り締まりを強化していくということです。