中日・立浪和義監督

■プロ野球　巨人3ー1中日　（27日　東京ドーム） 中日は巨人との最終戦で競り負け、立浪監督の退任表明後の連勝は4で止まった。58勝73敗8分の借金15で最下位・ヤクルトと0.5ゲーム差に縮まった。先発・梅津が6回途中7安打2失点、1点差に迫った8回に4番手・勝野が1失点した。打線は8回の石川昂のタイムリーのみ、巨人投手陣に15三振を喫した。 スタメンは1番センター・岡林、2番ショート・村松、3番サード・福永、4番ファースト・石川昂、5番ライト・細川、6番キャッチャー・宇佐見、7番セカンド・田中、8番レフト・鵜飼、9番ピッチャー・梅津のオーダーを組んだ。 巨人の先発・井上は今季の中日戦は4度目、3戦3勝、防御率0.89でセ・リーグの対戦球団別で最も相性が良かった。 1回、岡林の一ゴロを岡本和が失策、村松の犠打で1死二塁に。福永は遊ゴロ、石川昂と細川は連続四球で2死満塁も宇佐見は空振り三振に倒れた。 先発・梅津は今季13度目の登板、試合前まで2勝6敗、防御率4.16。前回の8月12日・ヤクルト戦（神宮）は4回を7安打4失点で勝ち負けつかず。翌13日に登録抹消、2軍降格後はウエスタン・リーグ3試合で2勝、防御率1.80。今季の巨人戦は3度目、1勝1敗、防御率1.59はセ・リーグ対戦球団別では最も相性が良かった。 梅津は1回、丸を中飛、オコエを三ゴロ、吉川を二ゴロと三者凡退に抑える立ち上がり。 梅津は2回1死から大城卓に四球も中山を見逃し三振、浅野を二ゴロに打ち取った。 3回の攻撃で先頭・岡林が右安打、村松が犠打失敗の捕ゴロ併殺打、福永は空振り三振に倒れた。 梅津は3回1死から井上に右安打も丸を一ゴロ併殺打に仕留める。 4回の攻撃で1死から細川が遊内安打、宇佐見が中安打で1死一・二塁も田中は右飛、鵜飼は空振り三振に倒れた。 梅津は4回、オコエを中飛、吉川を遊ゴロ、岡本和を三ゴロと上位打線を3人で退ける。 梅津は5回1死から中山の二ゴロを田中が悪送球、浅野に中安打で1死一・二塁から門脇に投前にセーフティバント内安打を決められる。1死満塁から代打・モンテスを捕邪飛、丸を投ゴロで打ち取り無失点で切り抜ける。 梅津は6回、先頭・オコエにレフト線にツーベース、吉川に投前バントが内安打で無死一・三塁から岡本和にセンターへタイムリーを飛ばされ1点を先制される。 なお無死一・二塁から大城卓のバントは捕邪飛、中山に中安打で1死満塁から浅野に押し出し四球を与えて、0ー2となり梅津は降板。 代わった2番手・橋本は門脇にレフトへの打球を打たれる。鵜飼がダイレクト捕球できず微妙は当たりで本塁でレフト・ゴロ、代打・長野を遊ゴロに打ち取った。梅津は5回1/3を101球、7安打、2四球、2奪三振の2失点で7敗目。 7回の攻撃は巨人3番手・船迫に宇佐見は遊飛、代打・川越は一ゴロ、鵜飼は3打席連続の空振り三振に終わった。7回は3番手・藤嶋が丸、オコエ、吉川と3人で抑える。 8回の攻撃は巨人4番手・バルドナードに代打・カリステは中飛、岡林は空振り三振で2死に。 だが村松は四球、福永が中安打で2死一・三塁とすると代わった大勢から石川昂がセンターへタイムリーを飛ばし、1ー2とする。なお2死一・二塁から細川は空振り三振に倒れた。 8回は4番手・勝野が先頭・岡本和にレフト線にツーベース、自身の暴投で無死三塁から大城卓にレフトへ犠飛を打ち上げられ、1ー3となった。 9回の攻撃は大勢の前に宇佐見と代打・ブライトのヒット2死一・二塁と攻め立てるも岡林が凡退し試合終了。