【宇都宮競輪・GⅡ共同通信社杯】西スポ杯Vの藤井侑吾が中部勢をけん引する
<12日・宇都宮競輪・前検日> <記者コラム・野口雅洋の1000円勝負> 藤井侑吾は今月8日まで行われていた別府のFⅠ西日本スポーツ杯を優勝した。決勝はタイミング良く鐘3半スパート。終1角で出切ると、山口富生を連れて勢いよくゴール。何とか2着に食い込んだ地元の小岩大介も「僕らにとって一番嫌なところで仕掛けられた。さすがに遠くて、優勝は無理でした」と敵を褒めたたえた。 藤井は「最近は包囲網というか、対策されてきているのを感じます。距離を伸ばしたり、仕掛けるタイミングをずらしたりと、いろんなパターンを増やして対応している」と成長を自負。「あとは緊張しない、ビビらないこと」と、メンタル面さえ大丈夫なら戦える手応えを得ている。近況は中部先行型の第一人者といえる活躍ぶり。初日の相手は古性優作ら強力だが、谷口遼平を連れて勇敢に仕掛ける。 ▼12R(藤井侑吾) 今の藤井なら古性が相手でも、堂々と押し切っても不思議はない。3―1=24567。 ▼5R(小原佑太) 「疲れが全くない状態」とご機嫌。パワーを見せつけて白星発進。5―127―1278、5―2―9。