根室「流氷終日」は5日 平年より9日遅く
北海道の根室市と観光協会は17日、視界内の海面で流氷が見られた最後の日「流氷終日」が今月5日だった―と発表した。平年値より9日遅く、昨期より20日遅い。2月7日の流氷初日から58日間で、これは根室測候所廃止翌年の2011年から始めた流氷観測で14年の67日間、12年の64日間に次ぐ3番目の記録になる。札幌管区気象台に今後の流氷流入について確認、「海氷南下の可能性は低い」との同意を得て発表した。 市は今期2月5日から観測を開始。流氷初日は平年より4日早い2月7日、接岸初日は同17日(平年差12日早い)。流氷終日までの間、3月21~28日の8日間、連続して接岸が確認されており、流氷観測を引き継いでから最長の記録となった。
釧路新聞