侍・戸郷 修正しっかり4回2失点 初回ボーク判定に戸惑いも「凄い収穫になった」
◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第5戦 日本11―3ドミニカ共和国(2024年11月18日 天母) 実りの多い登板だった。侍ジャパンの巨人・戸郷が4イニングを5安打2失点。フォークを捉えられ2回まで1点ずつを失うも「スライダーや高めの真っすぐをうまく使えた」と修正。4回は3者凡退と本来の姿を見せた。 初回にセットポジションで静止していないと判定され、1軍通算122試合で一度もないボークを取られた。戸惑いつつも「(順位が)決まった中での試合だったのでそこは良かった。気をつけたい」と前向き。坂倉とのバッテリーにも「実戦の中で試せたところは凄い収穫になった」と確認作業を進めた。 スーパーラウンド以降の重要な一戦で先発が見込まれるエース格の右腕は「もう少し修正できれば、もっといい投球ができる」と自信をのぞかせた。(小野寺 大)