2016年リオ五輪200メートルバタフライ銀メダルの坂井聖人が引退 「悔いない水泳人生」両肩の手術乗り越えて復帰
2016年リオデジャネイロ五輪の男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人(セイコー)=福岡県柳川市出身=が現役を引退を表明した。31日に所属先のセイコーが公式Xで発表。動画でメッセージも寄せた。 ■SNS騒然「合成…じゃないよね」橋本環奈が降臨【写真】 坂井は「本日を持ちまして引退します。応援してくれたファンの方々、本当にありがとうございます。2018年からセイコーさんと契約させていただいて、結果は正直あまり出せなかったんですけど、自分自身悔いなく、水泳人生を終えることができました。今後は水泳関係の仕事に携わろうと考えています。子どもたちに教えたり、イベントに参加したり、たくさん水泳に関わっていきたいなと考えています。第二の人生でも頑張りますので、今後も応援よろしくお願いします。ありがとうございました」などと話した。 福岡・柳川高から早大に進み、リオ五輪で活躍。その後は両肩にメスを入れるなど、相次ぐ負傷を乗り越えて復活を目指していた。 今年3月のパリ五輪代表選考会では200メートルバタフライで予選敗退、200メートル背泳ぎも準決勝で姿を消した。レース後には「これが今の限界だったかな。やれることはやってきたが、そう甘くない。今は(今後のことは)考えられない」と話していた。
西日本新聞社