音を合わせる（左から）渋谷さん、新井さん、井上さん

　「親子で楽しむ０歳児からのコンサート」が７月１３日、富山県の高岡市生涯学習センターホールで開かれる。県内ゆかりの演奏家でつくる弦楽四重奏団「カルテット・モリー」が、子育て世代に気軽に楽しんでもらえるよう準備を進めている。 　カルテット・モリーは２０１９年に発足し、バイオリンの渋谷優花さん（富山市）と新井紗央理さん（同）、チェロの井上貴信さん（同）、ビオラの内山隆達さん（東京、富山市出身）で構成。県内の小学校を中心に演奏活動をしてきた。 　アンダーソンの「踊る子猫」や、パッヘルベルの「カノン」、ホルストの「木星」などを演奏。絵本の読み聞かせも行う。メンバーは「子どもと一緒に楽しめ、ほっとできる時間になったらいい」と話す。 　子育て支援として、高岡市と高岡市民文化振興事業団が初開催し、マットに座れるフロア席も用意する。午前１１時開演。入場は無料で、整理券が必要。６月１～２１日に同事業団のホームページなどで募集する。問い合わせは同事業団、電話０７６６（２０）１５６０。北日本新聞社後援。