外国人観光客が増加している天童温泉で11月、宿泊施設の従業員を対象にした英会話講座が始まります。 それを前に今日説明会が行われました。 天童温泉の宿泊施設の経営支援などを行う「ＤＭＣ天童温泉」は、インバウンド客が増加する中で接客サービスの向上などにつなげようと英会話講座を開講します。 講座の参加者は11月から年明け1月にかけて、料理の説明や客室への案内で使える英語を学びます。 【参加者】「（接客の中で英語を必要とする場面が）ちょくちょくある。今までだと携帯とかでグーグル翻訳を使って見せてそれで会話するみたいな感じ。アレルギーとか危ないのでそういう場面の英語を重点的に学んでいきたい。」 講師の1人は、アメリカ出身で日本語や英語を含め5カ国語を話す「リッツ・アレクサンダー」さんです。 【リッツ・アレクサンダーさん】「外国語を勉強することは簡単なことではない。でも外国語経由で自分の世界の外のいろんなことについて学ぶことができるのでビジネスだけではなくて人間として生きるうえで外国語は重要だと思う。」 また今後、天童温泉では地域の食文化や歴史などを学ぶ講座の開講も進める方針です。