なぜアジア杯に呼ばない? Jリーグで輝く23歳以下の逸材(3)スーパーサブから脱却!? 凄まじいドリブル技術
AFC U-23アジアカップカタール2024で決勝に進んだサッカーU-23日本代表は、パリ五輪出場権を獲得した。そのメンバーに登録されていない選手の中にも、優れた才能を持つ者がおり、これからメンバー選考に割って入ってくるかもしれない。今回はJリーグのクラブで輝く23歳以下の日本人選手をピックアップして紹介する。※成績は5/1時点。
FW:小見洋太 生年月日:2002年8月11日(21歳) 所属クラブ:アルビレックス新潟 2024リーグ戦成績:10試合0得点1アシスト アルビレックス新潟の小見洋太は、3月にU-23日本代表に呼ばれてテストマッチ2試合に出場したが、大きなインパクトを残せず、U-23アジアカップのメンバーから落選した。 小見は、昌平高校で活躍してU-18日本代表に招集された経験を持ち、2021年に新潟に加入した。プロ2年目から出場を増やし、今季はJリーグで全試合に出場しているところだ。 スーパーサブとして魅力的なスピードとアグレッシブさが持ち味の小見は、3月のテストマッチでは2試合とも途中出場だった。昨季の新潟では、リーグ戦29試合に出場しているが、うち半分以上にあたる15試合が途中出場で、やはり監督にとっては途中から入れたい選手のようだ。 ただ、4月以降のリーグ戦5試合では4回が先発起用となっており、新潟のレギュラーとして扱われている。4月13日の北海道コンサドーレ札幌戦では、小見のドリブル突破が大森真吾のファウルを誘い、2枚目のイエローカードを出させて数的優位につながった。さらにアシストも記録し、悔しさをバネにクラブでより一層アピールをしているところだ。 ここまで得点がないという点は、気になるところだろう。第10節まで終えてリーグワースト2位タイの9得点という新潟でゴールを決めるのは簡単ではないとしても、代表に戻るために、アタッカーとして目に見える結果が欲しいはずだ。
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