「ルイ・ヴィトン」や「ロエベ」の財布を持った人をよく見かけるけど…みんなそんなに“高収入”なの?
街で買い物や食事をしていると、ほかの人の財布を見る機会もあるはずです。 そこで「ルイ・ヴィトン」や「ロエベ」など、ハイブランドの財布を持っている人を見ると「収入が高いのかな」とつい考えてしまうこともあるでしょう。 そこでこの記事では、ハイブランドの財布を持っている人は高収入なのかについて解説します。また、併せてハイブランドの財布を購入する現実的な方法もご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
ハイブランドの財布の価格相場
ルイ・ヴィトンやロエベなど、ハイブランドの財布の価格を見てみると、10万円ほどが相場のようです。金額の低いものでは5万円台、高いものでは20万円台で販売されており、何を購入するかでも大きく費用は異なるようです。
20~40代の平均年収
国税庁長官官房企画課の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、民間の事業所に従事する20~40代の平均年収(男女計)は表1の通りです。
※国税庁長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査」を基に筆者作成 仮に20代後半で、平均年収389万円ほどの収入があったとします。単純計算で上記年収を12ヶ月で割ると、1ヶ月当たりの給与はおよそ32万円です。ボーナスなども平均年収に含まれるため、実際の月額給与はもう少し少ないかもしれません。 また平均給与額は、一部の高所得者層が値を押し上げてしまい一般的には実態とは異なるケースもあるため、ひとつの目安として参考にしてください。10万円の財布を購入しようとした場合、1ヶ月1万円ずつ貯金すれば10ヶ月後には手に入ります。 ほかには、ボーナスが入った月に購入することも可能でしょう。
ハイブランドの財布を無理なく購入する方法
ハイブランドの財布を購入したい場合、およそ10万円あれば購入できることが分かりました。そこでここからは、ハイブランドの財布を購入する現実的な方法をご紹介します。 ◆今ある貯金で購入する 今すでに10万円以上の貯金がある方は、貯金を使ってすぐ購入できるでしょう。この方法であれば、ハイブランドの財布がすぐに手に入るかもしれません。 ただし、突然の病気やけが、収入の減少など、万が一のために生活費の3ヶ月~半年分は生活防衛資金として貯蓄しておくことをおすすめします。そのため貯金額に余裕がない場合には、即決せず別の方法も検討してみましょう。 ◆毎月少しずつ貯金して購入する ハイブランドの財布を購入するための貯蓄がない場合は、これから貯めるのも方法のひとつです。欲しい財布を選び、その金額を目標にして少しずつ貯めましょう。 例えば、約10万円の財布が欲しい場合、貯金にかかる期間は以下の通りです。 ・毎月5000円ずつ貯金した場合:20ヶ月(1年8ヶ月) ・毎月1万円ずつ貯金した場合:10ヶ月 ・毎月2万円ずつ貯金した場合:5ヶ月 貯金できる金額や欲しい時期を考慮し、計画を立てて貯蓄することが大切です。 ◆ボーナスで購入する 人によっては、ボーナスを活用して購入する方法もあります。この方法であれば、貯蓄が不足していたりコツコツ貯めるのが苦手であったりしてもハイブランドの財布が購入できるかもしれません。 ただし、こちらも生活防衛資金があることを前提とし、足りていない場合はまず貯蓄し、余裕がある状態になってから購入することをおすすめします。