「史上最高の続編映画は…?」1作目を超える大成功映画(1)映画の神に愛された…興奮と感動の最強パート2
今回は続編に成功した映画をセレクト。大概の続編映画はつまらない。がっかりする。1作目はあんなに面白かったのに、どうしてそうなるの! と言いたくなる作品は数多く存在する。しかし1作目の期待に見事に応え、続編は失敗するというジンクスを乗り越えた、とっておきの洋画5本を紹介する。今回は第1回。
『ターミネーター2』(1991)
監督:ジェームズ・キャメロン 脚本:ジェームズ・キャメロン ウィリアム・ウィッシャー 出演者:アーノルド・シュワルツェネッガー リンダ・ハミルトン エドワード・ファーロング ロバート・パトリック 【作品内容】 舞台は、「ターミネーター1」から10年後の世界。自我に目覚めたコンピュータ・スカイネットによる戦争の未来を知ったサラ・コナーは、狂人として精神病院に収容されていた。一方、前作で未来からやってきたカイル・リースと彼女の間に生まれた息子・ジョンは、未来での機械との戦争を指揮する人類の指導者に。この事実を知った機械たちは、ジョンの暗殺を図り、再び2体のターミネーターを送り込む。 ジェームズ・キャメロンが監督を務め、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務める「ターミネーター」シリーズ。第2作の本作では、前作よりアクションのスケールを前作の7倍となるシリーズ最高の興行収入を記録。アカデミー賞でも、5つの賞を獲得し、名実ともに映画史に残る映画となった。 【注目ポイント】 本作最大の特徴は、当時最先端のCG技術だろう。本作では、前作とはならないほどの制作費を投入。とりわけ、液体金属でできた敵役・T-1000の弾痕の表現は斬新で、今なお古さを感じさせない。 また、心を持たないはずのロボットが人間を守るという本作の設定も秀逸。特に有名な「溶鉱炉でサムズアップ」のシーンは、涙なしでは見られない感動の名シーンになっている。
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