FC版『ドラクエ3』開発も容量不足で苦しんでいた! “削られたもの”に「マジか!」「HD-2D版で復活しない?」
初代、2よりはラクになっても…容量との戦いだったFC版『ドラクエ3』
2024年11月11日、バラエティ番組「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」(BS-TBS)に、『ドラゴンクエスト』でおなじみの堀井雄二さん、中村光一さんが出演しました。HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の発売を間近に控え、『ドラクエ』の裏話が聞けると、放送前から注目されていました。 【画像】え…こんな素っ気なかったっけ? コチラが容量節約版『ドラクエ3』と『ドラクエ2』タイトル画面の比較です(3枚) 予告でピックアップされていたのは、「町1個まるまる削った」というエピソードです。ファミコン時代の『ドラクエ』の開発は「容量との戦い」ということは、ファンの間でよく知られています。初代『ドラクエ』は64KBしかなく、カタカナの文字数を減らすなどの工夫がされました。 番組では、『ドラクエ3』は初代、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』に比べて容量に余裕ができたものの、それでも削るための工夫に苦労した思い出を堀井さんと中村さんが語りました。 削られた町というのは『ドラクエ3』に登場するもので、その町では殺人事件が起き、謎解きをするエピソードが予定されていたとのことです。また、意外なところでは、『ドラクエ3』にはゲーム起動時の「タイトルロゴ」がありません。「タイトルロゴはかなり容量を食う」とのことで、黒い背景に白の文字でタイトルが書かれているだけの画面になりました。 番組を観た人からは「貴重な話が聞けて面白かった!」「HD-2D版、買うか迷っていたけれど欲しくなった」「削られた町、HD-2D版で復活しないかな……」という声があがっています。 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』: (C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX
マグミクス編集部