悪性リンパ腫から復活を遂げたFWラルフ・セウントイェンスが今治と契約満了「あなたたちのことを決して忘れません」
FC今治は8日、オランダ人FWラルフ・セウントイェンス(34)の契約満了を発表した。 セウントイェンスは、2022シーズンにオランダのNACブレダから今治へ加入。しかし、同年5月12日に内科系の疾患が発見され、精密検査のために10日にオランダへと一時帰国。悪性リンパ腫と診断され、治療を行っていた。 今年1月に悪性リンパ腫が寛解したと報告。リハビリに励むと、6月17日にアウェイで行われた明治安田生命J3リーグ第14節のテゲバジャーロ宮崎戦にて待望のベンチ入り。1-1で迎えた85分、楠美圭史に代わってついにピッチへと戻った。 今シーズンはその後もプレー機会を増やし、J3で9試合1得点を記録。在籍2年間で12試合2得点を記録した。 セウントイェンスはクラブを通じてコメントしている。 「FC今治ファミリーの皆様。残念ながら今シーズンを最後に、私たちはそれぞれの道を進むことになりました。皆さんのすべてのサポートに感謝しています」 「今シーズンもより一層皆様のお役に立てればと思ってプレーしていましたが、残念ながら、試合出場時間は短かったです」 「私と私の家族は今治を本当に故郷のように感じました。試合中に掲げてくださっていたゲーフラ。私が今治でトレーニングや散歩をしていた時、私に声をかけてくれたり、サポートしてくれた素敵な人々。サポーターたちの支えに感謝しています。そして私はあなたたちのことを決して忘れません」
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