『Strinova』先行レビュー。ペラペラの体で横になれば弾が当たりにくい。アニメ調のキャラは日本人にもなじみやすくTPS初心者におすすめ。
2024年の第4四半期(10~12月)にPC(Steam)、2025年にプレイステーション5(PS5)、Android、iOSで日本語版がリリース予定のTPS『Strinova』(ストリノヴァ)。 【記事の画像(33枚)を見る】 アニメ調で描かれた“超弦体”と呼ばれる魅力的なキャラクターと、体を紙のように薄くペラペラにできる“弦化”システムが特徴の本作。10月10日から10月21日まで開催される第2回βテスト(Superstring Test)にあわせて、プレイレビューをお届けする。 制作者のこだわりが詰まった15人のキャラクター。ロールとスキルを紹介 第2回βテストでは15人のキャラクターが使用可能。それぞれイラストや設定に力が入っており、魅力的なキャラクターがそろっている。ゲーム内のロール(役割)は、デュエリスト、イニシエーター、コントローラー、センチネル、サポーターの5種類に分かれていた。 デュエリスト:先陣を切って戦い、敵の撃破を目指す。 イニシエーター:探知に優れ、敵の位置を暴く。 コントローラー:敵の妨害や速度低下を得意とする。 センチネル:防御陣地で敵を食い止め、エリアを死守する。 サポーター:回復や味方へのバフでチームを助ける。 一般的なTPSと同様に探知系スキルは強力で、イニシエーターが敵を可視化したタイミングで突撃するか回り込むかを各プレイヤーが判断し、スピーディーにバトルが展開されていく傾向だ。 個人的には、タレットやマシンガンを設置して足止めしつつ敵を撃破できるセンチネルでプレイすることが多かった。要所に兵器を設置することで相手を食い止め、ジワジワと戦況を変化させていくような立ち回りがたまらない。 ロール以外にキャラクターを個性付けているのはスキル。アクティブスキル、パッシブスキル、アルティメットスキルの3種類があり、なかでもアルティメットスキルは使いどころによって形勢を変えるほどの効果を発揮する。 また、キャラクターのコスチュームや武器などスキンの変更も可能。ボイスについて補足すると、先行プレイ用のバージョンでもすでにキャラクターのコスチューム、ボイスの付け替えが可能だった。推しキャラクターを好みにカスタマイズして出撃し、ほかのプレイヤーに差をつけたいところ。 ストリノヴァの政府機関“P.U.S”所属のキャラクター ミシェル(声:関根明良/ロール:センチネル): P.U.S捜査一課に配属された新任捜査官。重度のゲーマーであり、一人前の捜査官になることを熱望している。ミシェルが所有しているネコ型ロボットは、戦闘中に火力支援をしたり、作戦のサポートをしたりする。 アクティブスキル:ネコさん砲 建築物に付着するネコ型タレットを投げ、一定範囲内の敵を自動で攻撃し、スロー効果を付与する。 パッシブスキル:索敵ジャミング ミシェルが敵からダメージを受けると、ダメージを与えた敵が可視化される。 アルティメット:ネコ型ドローン 強力な火力を持つガンドローンを配置し、一定範囲内の敵を自動で攻撃する。 イヴェット(声:田村ゆかり/ロール:コントローラー): P.U.Sの天才科学者である彼女は、いつもフェイという名前のクマのぬいぐるみを持ち歩いている。彼女は人付き合いが苦手だが、捜査チームの仲間たちを非常に信頼している。戦闘中にフェイを召喚して敵の行動を妨害し、味方が敵を制圧するのをサポートする。 アクティブスキル:ガオガオ、フェイ出撃 フェイを召喚する。アクティブスキルを再発動するとフェイの視点に切り替わり操作できる。操作中に攻撃キーを押すとフェイが前方に突進し、障害物にぶつかって停止すると、その位置に氷雪地帯を生成する。氷雪地帯に敵が入ると弱体化&スリップ状態となる。 パッシブスキル:コソコソゆきがくれ 静止した状態で一定時間が経過するとカモフラージュ状態となる。遠方の敵はイヴェットの姿を捉えられなくなるが、近づくにつれ徐々に姿が現れる。 アルティメット:ブルブルぶりざーど 巨大なシロクマを召喚し、3回連続で極寒フィールドを展開する。フィールド内の敵は弱体化してスリップ状態となり、発射速度とエルゴノミクスが低下する。 心夏(ココナ)(声:高橋李依/ロール:サポーター): 捜査一課のメンバーであり、また教官でもあるココナは、多くのP.U.S捜査官を指導してきた。性格は温和で明るいが、いつも場違いな冗談を言う癖がある。戦闘中には2台のヒーリングドローンを携帯しており、仲間の体を再構築することができる。 アクティブスキル:ヒーリングドローン 自分もしくは味方をターゲットにしてヒーリングドローンを生成する。ドローンは対象のアーマーを回復し、周囲の味方全員のHPを回復させる。 パッシブスキル:救急処置 戦闘を離脱すると自身のHPをゆっくり回復する。味方を救助する際、ヒーリングドローンを放出してチームメイトを戦場に復帰させる。 アルティメット:リモデリング 倒れた味方をひとり選択し、自身の近くでリスポーンさせる。 信長(ノブナガ)(声:福山潤/ロール:センチネル): 見た目は無愛想に見えるが、じつは非常に素直で純粋な人物であり、P.U.S捜査一課の課長を務めている。かつて兄に裏切られた過去を持ち、その真相を追求するために、彼はどんな手がかりも見逃さない。持ち歩くパルスレーダー“ウォッチング・アイ”と強固な意志が、彼の最大の武器である。 アクティブスキル:ウォッチング・アイ 信長は最大2つのウォッチング・アイを配置できる。ウォッチング・アイのドメイン内では、信長の発射速度、エルゴノミクス、アーマーの回復が向上する。また、ウォッチング・アイのドメインが重なると、これらの増益効果が強化される。 パッシブスキル:ブラインドパルス 信長はADSモードで弾をチャージできる。完全にチャージされた弾が敵に命中すると、敵の照準線が消える。 アルティメット:オーバーロード 信長はパルス発生装置を設置する。この装置から発射されるパルスにスキャンされた敵は可視化され、沈黙状態になる。可視化された敵の姿はチーム全体に共有される。 フラヴィア(声:佐藤利奈/ロール:デュエリスト): P.U.Sに属するエージェントで、P.U.Sの敵をすべて監視する。戦場では蝶のように敵を惑わせ、棋士のように全体を掌握する。 アクティブスキル:幻惑の蝶 フラヴィアが幻惑蝶を召喚する。幻惑蝶が存在する間、フラヴィアがダメージを受けると、一時的に無敵状態となり、ファントムオーブを生成する。オーブは敵の視界を遮断し、一定のダメージを受けると壊れる。 パッシブスキル:生々流転 フラヴィアがダメージを受けるたびにアクティブスキルのクールダウンが短縮される。大ダメージを受けると、一時的なアルティメットポイントを獲得する。スキルで獲得したポイントはそのラウンド内のみ有効。 アルティメット:胡蝶の夢 自身を中心にフィールドを生成する。フィールド内の敵に倒されると、フラヴィアが蝶に変身し、短時間後に戦闘を続ける。フィールド外の敵はフラヴィアからの攻撃を受けると、フラヴィアを可視化できる。 P.U.Sと敵対する組織“シザーズ”所属のキャラクター 明(ミン)(声:新井里美/ロール:デュエリスト): 戦場を駆け抜けた戦士。長年の戦いを経た彼女はプラズマを自在に操作して多彩な攻撃を行うことができる。 アクティブスキル:プラズマフィールド 明が球電を発射し、最大距離に達するか、敵に接触または再発動すると爆発する。爆発は範囲内の全ての敵ユニット(召喚物を含む)のアーマーを破壊し、スロー効果を付与するプラズマフィールドを形成する。明がフィールド内にミンが入ると、移動速度が増加する。 パッシブスキル:エナジードレイン 明は、武器やアクティブスキルで敵のアーマーやシールドにダメージを与えると、そのダメージ量に基づいて自身のアーマーを回復できる。アルティメットの持続時間中、パッシブで一時的なアーマーが回復し、回復量が増加する。 アルティメット:プラズマアーマー 明は一時的なアーマーを獲得し、バレットが敵にヒットするとスロー効果を付与する。この効果は最大4層まで重ねられる。敵のアーマーにダメージを与えると、アルティメットの持続時間が延長され、アーマーも回復する。 メレディス(声:能登麻美子/ロール:コントローラー): シザーズのリーダーである彼女は、理性的で知恵に満ち、神秘的であり、データと理性であらゆることを分析する。手に持っているピラミッドは彼女の生涯の研究成果であり、戦闘中にはピラミッドを使って砂嵐を起こし、戦場を制御することができる。 アクティブスキル:風塵 メレディスは弦力オーブを投げ、着地地点で風塵を引き起こす。風塵はフィールド内の敵の移動速度とエルゴノミクスを一時的に低下させ、HPを継続的に減少させる。 パッシブスキル:マミータイム メレディスが滞空中に武器、スキル、または戦術アイテムを使用し、敵を照準すると、落下速度が減少する。 アルティメット:ドゥアトへの砂葬 メレディスはピラミッドを投げ出し、巨大な砂嵐フィールドを生成する。砂嵐は敵の視界を遮り、敵をフィールドの中心に引き寄せ、HPを継続的に減少させる。 ラヴィーネ(声:ゆかな/ロール:イニシエーター): シザーズの無口な執行者。過去の信念が崩れ去り、今ではメレディスに従い、闇の中で任務を遂行する。様々な潜入や偵察手段を駆使して、戦闘中に敵陣を破壊する。 アクティブスキル:影狩り ラヴィーネはパルスナイフを投げ、パルス磁場を生成する。磁場内の敵はチームに可視化される。パルスナイフは敵を検出しない場合、または3回スキャン後に消失する。 パッシブスキル:影映し メイン武器で敵にダメージを与えると、敵が一時的にラヴィーネに可視化される。 アルティメット:影の帳 ラヴィーネは前方に長方形の磁場を生成する。磁場に入るとラヴィーネはステルス状態になり、攻撃とスキル発動が禁止される。 令一(レイイチ)(声:松岡禎丞/ロール:コントローラー): 特別な訓練を受けた冷酷なスナイパーであり、メレディスに信頼されている。しばしば危険な単独行動を実行する彼は、特殊なオプティカルベールシステムを所有しており、光の幕を展開して敵の視界を遮断することができる。 アクティブスキル:オプティカルベール 令一が自分の傘を用いて、縦または横に展開可能な光の幕を作り出し、視界を遮る。 パッシブスキル:夜明けのインサイト ADSモード中、令一は周期的に前方の敵と召喚物をスキャンする。検出された敵の姿が一時的に令一に可視化される。 アルティメット:聖光のバリア 令一のアクティブスキルは即座にリセットされ、光の幕がバリアにアップグレードされる。敵の弾丸はバリアに遮断される。 香奈美(カナミ)(声:内田真礼/ロール:イニシエーター): 現役アイドル。陰でシザーズと協力関係を結んでいる。パフォーマンスと歌唱に非常に高い才能を持ち、戦闘中にスキルを使って敵の位置を探知できる。また、カナミが望むなら、戦場で敵を“招待”するためにスペシャルコンサートを開くこともできる。 アクティブスキル:エコーチャンバー 香奈美の次のショットはソナーディスクを発射し、着地地点の前方180°の範囲をスキャンして遮蔽物のない敵を検知する。検知された敵はチーム全体に可視化される。 パッシブスキル:サウンドポップ メイン武器で弾丸が着地するとソナーゾーンを生成する。ソナーゾーン内の敵は、香奈美に短時間表示される。 アルティメット:ショータイム 香奈美はホログラムライブを展開し、周囲の敵を引き寄せる。香奈美の歌に魅了された敵は減速し、照準もジャミングされると同時に、スタンされ、発射速度が低下する。 企業連合によって組織された商業同盟“ウルビノ”所属のキャラクター マダレーナ(声:戸松遥/ロール:コントローラー): ストリノヴァで名を馳せた画家。すべての物事に好奇心を持つ彼女は、独自の才能でウルビノに招かれた。ウルビノは戦闘がそれほど得意ではない彼女のために特別な銃である“クロマ”を開発した。これにより、マダレーナはいろんな場面で戦闘を有利に運ぶことできる。 アクティブスキル:ペイントショット マダレーナがペイントを射出し、着地地点にペイントエリアを作り出す。エリア内では、敵が減速し、弦化が禁止され、足跡が可視化される。 パッシブスキル:ペイントトラック マダレーナのメイン武器で敵にダメージを与えると、敵にスロー状態になり、足跡が可視化される。 アルティメット:ペイントバブル マダレーナは巨大なバブルを発射する。バブル内の敵は弦化禁止状態になり、足跡が可視化される。バブルが破裂すると、爆発範囲内の敵にスロー効果と弱体化を追加で付与する。 星理恵(ホシリエ)(声:M・A・O/ロール:サポーター): 個人でクリニックを経営している医者のホシリエは、つねに弱者を守り、負傷者を救うことに尽力している。彼女の特殊な治療法は、ストリノヴァで一定の評価を受けている。戦闘では、仲間を守るために星の力を使い、味方にさまざまな支援を提供する。 アクティブスキル:ステラアーク 星理恵がアクティブスキルを発動すると、ステラが自動的に周囲の味方ひとりを追跡し、その味方のアーマーとアーマー最大値を増加させる。その後、ステラは星理恵に戻り、同じ効果を付与する。 パッシブスキル:ステラリング 星理恵は周囲の味方と自身のアーマーを徐々に回復する。 アルティメット:ステラゲート アルティメット発動後、味方の距離マーカーが表示される。星理恵は味方をひとり選び、自身とその味方のアーマーを増加し、相手の位置にテレポートする。ゲージが消える前にアルティメットキーを押すと、テレポートはキャンセルされる。(アーマーの増加は維持される) オードリー(声:金元寿子/ロール:センチネル): グローブファミリーの最後の栄光、家族を守るためにたゆまぬ努力を続けている。非常に優れた戦闘能力を持ち主で、重火器に精通し、機関銃や焼夷弾を使用した戦闘を得意とする。 アクティブスキル:火力全開 オードリーがマシンガンを銃架に設置して展開モードに入ると、発射速度が大幅に上昇する。リコイルが消え、リロードも不要になる。連続射撃によりゲージがMAXになるとオーバーヒート状態になり、一時的に射撃ができなくなる。 パッシブスキル:ロイヤルシールド オードリーはADSモードまたは展開モードに入ると、正面に防御シールドを生成する。展開モード中はシールドの最大値が増加する。 アルティメット:戦術爆撃 オードリーは6発のグレネードを発射できるグレネードランチャーを設置する。グレネードが着地すると爆発し、破片が敵と自身にダメージを与える火炎地帯を生成する。 フューシャ(声:悠木碧/ロール:デュエリスト): ウルビノに雇われた孤独な殺し屋。冷静な表情の下に好戦的な一面があり、独自の戦闘美学を持つ。戦闘中に敵を倒した後、“弦能”を吸収して身体機能を高める能力を持つ。 アクティブスキル:ロレンチーニ フューシャは並外れた知覚で周囲の敵を探知し、自身にのみ一時的に可視化する。敵のHPが100以下になると可視化が持続する。スキル範囲内に敵がいる場合、フューシャの移動速度が上昇する。 パッシブスキル:ホエールフォール フューシャがキルまたはアシストを取ると、倒された敵はその位置にエネルギー結晶をドロップする。フューシャが結晶に近づくと、自動的に吸収して自身のHPを回復する。 アルティメット:アドレナリン 発射速度とエルゴノミクスが大幅に上昇する。アクティブスキルが発動すると、視界内の敵全体がハイライト表示される。エネルギー結晶を吸収すると、アルティメットの持続時間が延長される。 白墨(ハクボク)(声:杉田智和/ロール:デュエリスト): ウルビノ商会のリーダー。その自由奔放な性格は多くの人々から支持を受けており、立ち上げたウルビノ商会はストリノヴァ最大の商会となっている。戦闘スタイルにストリート文化の要素を取り入れたハクボクは、いつもダンスを踊っているかのように戦場を素早く移動して戦う。 アクティブスキル:空で踊るぜ 弦化状態に入る前方に急突進し、メイン武器に弾薬を2発装填する。キルまたはアシストを取ると、クールダウンがリセットされる。 パッシブスキル:セイ・ホー! メイン武器からの単発射撃で50以上のダメージを与えると、敵に弦化禁止を付与する。 アルティメット:リサイタルだ! ビーコンを設置してからキーを再度押すと、即座にビーコンの位置にテレポートし、HPが完全に回復する。死亡またはダウンした場合もビーコンでリスポーンできる。 攻撃は生身(3次元)、回避はペラペラの平面(2次元)。武器の種類も豊富 敵と対峙中に弦化で2D状態に移行して被弾を減らせるかどうかが勝敗を分ける。敵の攻撃時や自身のリロード時に即座に左Ctrlキーで弦化して華麗に弾を避けつつ、遮蔽物のない開けた場所で迫力のある撃ち合いができるのは本作ならでは。 もちろん敵も弦化して被弾を防ぐため、射撃のチャンスを見極めるのも重要だ。慣れないうちはあわてて滑空してやられてしまうこともあったが、弦化状態で銃弾を避けられるようになってからは、壁をよじ登って高所から奇襲を試みるといった、弦化を駆使した戦略を考えるのが楽しくなっていった。 ただし、弦化中は攻撃やダッシュができない。交戦前の位置取りの確認と周囲の状況の把握が重要であることを付け加えておこう。 武器に関しては、マッチ中に拾ったり交換したりすることはできない。本作のメイン武器はキャラクターに紐づいていて、それぞれにアサルトライフルやサブマシンガン、ショットガンなど異なった武器が用意されている。 サブ武器はマイクロサブマシンガンやオートマチックピストル、忍刀といった5タイプから選択可能だった。投擲物はフラググレネードや回復グレネード、閃光弾、減速ボムなどから2種類を選んで出撃できる。 アニメ調の見た目で親しみやすいこともあり、本作では好きなキャラクターでプレイしたいユーザーも多そうだが、武器の性能やスキルで選ぶのもおもしろそうだ。 遊び方の異なる4種のモードと多彩なマップ 今回プレイできたモードはチームアリーナ、デモリション、チームデスマッチ、エスコートの4種類。 チームアリーナは7対7に分かれてキル数を競うモード。現状のモードのなかでは味方がいちばん多いので、ロールを意識した立ち回りが求められる。味方と連携して有利な状況で戦えるかが勝敗のカギだ。 デモリションは5対5で爆弾の設置をめぐって攻防戦をくり広げるモードで、設置する側のチームはおもに先行して偵察するプレイヤーと爆弾を運ぶプレイヤー、爆弾を守るプレイヤーに分かれて進軍することになる。 防衛する側は基本的に爆弾設置地点で待ち受けるか、裏をかくなどして敵を撃破するのが目的となるが、デモリションにおいては攻撃側・防御側どちらにおいてもチームの結束がカギを握っているように感じた。 エスコートは輸送車の護衛する側と妨害する側に分かれて戦うモード。マップを熟知しておくことが大前提となり、味方と進んだり敵を押し留めたりするなど、激しく攻防が入れ替わるせめぎ合いを楽しむことができた。 チームデスマッチでは3人1組となり、ほかのチームとキル数を競い合う。ゲームシステムを理解するために一部のスキルを制限しているとのことなので、キャラクターに慣れていないならこのモードで腕を磨くのがいいだろう。 なお、各モードのプレイ中は、準備画面でエネルギーを使用して装備やスキルを強化できる。試行錯誤を重ねて、自分のプレイスタイルに合ったベストなカスタマイズを見つけてほしい。 上記でマップについて触れたので追記しておくと、先行プレイでは“88区”、 “オイラー港”、“スペース研究センター”などのステージを確認できた。SF感がただよう近未来的なエリアや入り組んだ街並みなど、特徴豊かなマップでのバトルは変化に富んでおり、攻略しがいがあった。 ほかにも、ログインボーナスやデイリーおよびウィークリークエストの実施、実績解除によるギフトパックの入手など、『Strinova』にはさまざまな要素が収録されていた。ぜひとも、本日(2024年10月10日)からの第2回βテストに参加してその魅力を体感してほしい。