「良い時と悪い時がある」 ジル・ビセンテMF藤本寛也がリーグ戦初の出番なし。試合後に指揮官が説明「今日の時点では…」
藤本寛也が所属するジル・ビセンテは現地時間27日、プリメイラ・リーガ第16節で福井太智がプレーするFCアロウカと対戦し、1-1で引き分けた。試合後、ジル・ビセンテのブルーノ・ピニェイロ監督は、藤本が今季リーグ戦初の出番なしとなった理由について説明した。ポルトガルメディア『CNN Portugal』が、伝えている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 ジル・ビセンテは、0-0で引き分けた前節のスポルティングCP戦では、守備的な布陣を採用。その影響もあり、監督や選手が選ぶ9月と10月のリーグ最優秀MFにも選ばれていた藤本は、今季リーグ戦初のベンチスタートとなっていた。そして迎えた今節の最下位アロウカとの一戦。アウェイのジル・ビセンテのスタメンには、またしても藤本の名はなく、最後まで出場機会は訪れなかった。なお、福井は68分からピッチに立っている。 ブルーノ・ピニェイロ監督は、試合後の会見で10番を背負う藤本を起用しかったことについて問われると「藤本は常にプレーする価値がある選手だが、選手たちにはそれぞれ良い時と悪い時がある」と述べた上で「今日の時点では、チームをより助けることができる他の選手がいたということ。正直に言うと、ゲームを見ていて、78分までチームは非常によくプレーしていたと思う。それ(藤本の出番がなかったこと)は戦術的な判断であり、ただそれだけのことだ」と説明している。 10位に位置するジル・ビセンテの次節は1月7日、ホームでリオ・アベと対戦する。藤本が先発に復帰するか注目だ。
フットボールチャンネル編集部