ビッグモーター不正車検で大分県内2店舗10日間の事業停止 中津店で指定自動車整備事業の指定取り消し処分
自動車保険の不正請求など問題が相次いだ中古車販売大手ビッグモーターについて、九州運輸局は大分県中津市にある店舗について、車検での不正など法令違反があったとして30日付けで車検場の指定取り消しなど行政処分を行いました。 九州運輸局は去年11月と12月、ビッグモーター中津店に監査に入り、それまで2年間の業務実態の調査を行いました。その結果、道路運送車両法上で定められている自動車の整備記録の作成などをしていなかったことが発覚しました。また23台の車検でスピードメーターの検査を行わず、虚偽の数字を記載して適合証を発行していたということです。 九州運輸局は中津店に対して30日付けで車検業務に必要な指定自動車整備事業の指定取消や、自動車メンテナンス事業の10日間の事業停止など行政処分を行いました。 また、ビッグモーター大分下郡店に対しても点検整備の一部を実施せずに適合証を交付するなど、車検での法令違反があったとして10日間の事業停止など行政処分を行いました。
大分放送