ドラクエIIIで“転職”を学んだ世代は必読 初期パーティ―に「戦士」や「武闘家」ではなく「遊び人」を選ぶべき理由
「遊び人」は悪くない選択
さて、「勇者・盗賊・魔法使い・遊び人」というパーティーを私は選んだが、なぜ序盤最強である「勇者・戦士・魔法使い・武闘家」にしなかったのか。それは、前出の通り、前半における盗賊の使い勝手の良さに加え、遊び人がかなり優れたヤツである、というところにある。 正直、遊び人は役に立たないことが多い。命令をしているというのに、一人でじゃんけんをし始めたり、とにかくここぞ! というところで足を引っ張る。だが、私はある時から「ドラクエIIIの前半は3人パーティーである、と考えればいいのでは!」という思いに至った。ドラクエIIは3人パーティーだった。だったら遊び人は「参加してくれればありがたい」程度の扱いにし、勇者・盗賊・魔法使いの3人だけをアテにすれば遊び人の狼藉は気にしないでいい、という考え方である。 さて、なぜ遊び人を初期パーティーに入れるかといえば、遊び人は唯一「悟りの書」がなくともレベル20で賢者に転職できるうえに、セクシーギャルにもなれる。とにかくレベル20まではイライラすることも多いが、ドラクエIIIはその後の方が長い。 そう考えると遊び人は悪くない選択である。とはいっても確かに遊び人が賢者に転職するまではキツイのは事実だ。そして、一回目の転職ではこのようにする。盗賊はレミラーマの呪文を覚える20で転職へ。魔法使いはバイキルトを覚える21まで上げる。遊び人は敵を呼び寄せる「くちぶえ」(レベル13)さえ覚えればいい。レベル20になればさっさと賢者にしてしまう。
最終パーティーは…
【レベル20あたりでの第一回目転職】 ・勇者→勇者 ・盗賊→(悟りの書を使い)賢者 ・魔法使い→武闘家 ・遊び人→賢者 これが最強のパーティーへの第一歩である。元魔法使いの武闘家はその後MPが上がらないため、「ふしぎの木の実」は全部こいつにあげる。ワケの分からん転職パターンかもしれないが、その後の転職を紹介する。 ・勇者→勇者 ・盗賊賢者→武闘家 ・魔法使い武闘家→そのまま ・遊び人賢者→盗賊 というわけで、分かりにくいが、最終パーティーは「勇者・武闘家・武闘家・盗賊」となる。コレが一体どのようなメリットがあるかを箇条書きにする。 ・勇者はまぁ、強い。絶対に必要 ・武闘家はとにかく動きが速いし、レベルが上がれば上がるほど「会心の一撃」の出る確率が高まり、はぐれメタルをバンバン狩れるし、守備力がすさまじい ・呪文が使える武闘家はバイキルトやスクルトを自分でかけて攻撃ができるなど、とにかく汎用性が高い ・元遊び人を賢者にし、盗賊にする理由としては、賢者をマスターした遊び人が活躍するのに必須だからだ。というのも、武闘家はレベルが上がってもMPが増えないが、盗賊は増えるのだ!