FANTASTIC6がツアー完走 舞台とライブの融合「緩急がものすごい」
FANTASTICSから派生した6人組「FANTASTIC6」が10日、東京ガーデンシアターで歌と舞台を融合したライブステージ「BACK TO THE MEMORIES PART4」の千秋楽を迎えた。 学園をテーマにした芝居に加え、小泉今日子(58)の「学園天国」や福山雅治(55)の「虹」など往年のヒット曲を交えながら25曲を歌唱。八木勇征(27)がテーブルクロス引きに挑戦するなどメンバー全員による「隠し芸コーナー」もあった。 舞台のパートにはゲストでパンクブーブーの黒瀬純(49)、俳優の陣内孝則(66)も出演。中島颯太(25)は「お笑い部分を黒瀬さんに、演技部分を陣内さんにひっぱっていただき、新しい舞台ができました」と手応えをのぞかせた。 その舞台で主人公を務めた瀬口黎弥(28)は「ファンの方に新しいエンターテインメントを届けられて幸せな時間でした」としみじみ。八木勇征(27)は「陣内さんの演技に引っ張られて日に日に芝居が上手くなっていく(瀬口)黎弥が見られてうれしかった」と称えれば、瀬口は「最近バンバン主演している方にほめてもらえてうれしいです」と照れ笑いを浮かべていた。 公演は全国6都市29公演で開催。その間にLDHの所属タレントが一堂に会するイベントも行われた。中島は「LDHっぽいことをしたと思ったら、全く別のものをやる。緩急がものすごかった」と振り返った。ライブパートでは普段の自分たちのライブでは歌唱しない有名曲がずらりと並ぶだけに、八木は「自分の青春時代に聞いていた曲がたくさん。新しく練習したり覚えたり…。楽しかったですね」と新鮮さを噛みしめていた。 今回のライブステージは、FANTASTICSのリーダー世界(33)と佐藤大樹(29)を除いた6人で「6人だけで新しいユニット名を付けて、新しいエンタメを作る」のコンセプトでスタートした。今回で4度目の開催となり瀬口は「毎年、進化を重ねているので、これからももっと凄いものができれば」とさらなる飛躍を誓った。