新型スズキ・フロンクスが登場 200万円台で購入可能な最新クーペSUVとは
スズキの新しいコンパクトSUVは、コストパフォーマンス良し! 【写真を見る】新型フロンクスの全貌(36枚)
200万円台のプライスを実現
10月16日、スズキは、新型「フロンクス」を発表した。 ボディサイズは全⻑3995mm×全幅1765mm×全高1550mm。最小回転半径は4.8mに抑えられている。エクステリアは、バックドアが大きく傾斜したクーペスタイルにより、流麗で洗練されたスタイリングとした。フロントマスクに大きく回り込むフェンダー形状と二段式のヘッドランプも目をひく。灯火類は、LED デイタイムランニングランプや横一文字のテールランプなど、シャープで先進的なデザインときめ細やかなディテール処理を施した。16インチアルミホイールは、外周の切削部分に段差のあるステップリムを採用した。 インテリアは、ブラック×ボルドーの配色とした。エアコンサイドルーバーガーニッシュやインサイドドアハンドルガーニッシュにパールブラック塗装を施し、洗練さを表現したという。シート表皮は、シルバーステッチを施した人工皮革&ファブリックを使う。 装備面では、スマートフォン連携メモリーナビゲーションやワイヤレス充電器、電動パーキングブレーキやブレーキホールド、シートヒーター(運転席、助手席)などの快適機能を標準化。ラゲッジスペースは210Lの容量を確保するとともに、ラゲッジボードの採用により利用シーンに合わせて自在にアレンジが可能だ。 搭載するパワートレインは、1.5L K15C 型エンジンと、マイルドハイブリッ ド、6AT(6 速オートマチックトランスミッション)の組み合わせだ。アクセルレスポンスを重視したエンジン制御を行なう「スポーツモード」も設定。スポーツモードスイッチをONにすることで、よりスポーティーな走行を楽しめる。 4WD車も設定。4WD車には路面状況に合わせて使い分けられる「スノーモード」、「グリップコントロール」、「ヒルディセントコントロー ル」の3モードを採用する。 運転支援技術では、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせた、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート II」を標準装備。検知対象は車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応する。高速道路での運転をサポートする、アダプティブクルーズコントロール(ACC・全車速追 従機能・停止保持機能付)や車線維持支援機能も搭載した。 新型フロンクスはモノグレード設定で、価格は2WDが¥2,541,000、4WDが¥2,739,000。
文と編集・稲垣邦康(GQ)