初市ブリ500本 七尾・卸売市場 価格は例年並み
七尾市公設地方卸売市場の初市は5日、同市場で開かれ、水産部では七尾沖でとれたブリ約500本をはじめ、スズキやスルメイカなどが並び、市場が活気づいた。 ブリは重さ9~10キロ台が中心で、卸売業者が次々と競り落とした。価格は例年並みだった。 青果部では能登島産のネギや志賀町特産のころ柿など約15トンが並んだ。能登半島地震や猛暑の影響で全体の出荷量が少なく、価格は例年より5割ほど高かった。 コロナ禍や地震の影響で初市の式典は5年ぶり。七尾魚市場の青木紀社長、丸果七尾青果の宮本規社長があいさつし、茶谷義隆市長、近藤和也、西田昭二両衆院議員、和田内幸三、清水真一路両県議が祝辞を述べた。