新型BMW M5ツーリング、堂々登場 超高性能ステーションワゴンの全貌判明へ
最高速度は300km/hオーバー!
8月15日、BMWは、新型「M5ツーリング」を発表した。 新型M5ツーリングは、すでに発表済みのセダンをベースにしたステーションワゴンだ。 搭載するパワートレインはプラグイン・ハイブリッドの「Mハイブリッドドライブシステム」だ。4.4リッターV8ガソリンツインターボエンジンとモーターを組み合わせ、システム最高出力は717psを発揮。トランスミッションは、8速Mステップトロニックトランスミッションを組み合わせる。 駆動方式は「M xDrive」と呼ぶ電子制御式4WD。DSC (ダイナミックスタビリティコントロール) システムをオフにすると、後輪駆動の2WDモードにもなる。 標準モデルの最高速度は250km/hで、オプションのMドライバーズパッケージ装着車は305km/hに向上する。 プラグイン・ハイブリッドゆえ、満充電時は電気のみで61~67km走行可能。さらに、140km/hまでは電気のみで走れるのも特徴だ。 内外装はセダンとおなじくスポーティな専用パーツを多数装備する。最大の違いはラゲッジルームで、標準時の荷室容量は500リッター。分割可倒式のリヤシートをすべて格納すると、1630リッターに拡大する。テールゲートは電動開閉式を採用した。 新しいM5ツーリングの日本導入時期は未定。
文と編集・稲垣邦康(GQ)