楽天、株主優待で無料データ通信 伸び悩む回線契約の増加狙う
楽天グループは26日、株主優待を見直し、傘下の楽天モバイルのデータ通信が一定期間、無料で利用できるようにすると発表した。前回は電子マネーの提供だった。実際に通信を使ってもらうことで、伸び悩む回線契約数の増加につなげる狙いがある。 楽天モバイルの「eSIM」を提供する。1カ月当たり30ギガバイトまでの通信が可能で、株式の保有期間と株式数に応じ、最大半年間使える。 優待は27日までに100株以上を保有していることが条件。優待のeSIMはデータ通信専用で、通話はできない。利用期間が過ぎれば自動的に解約となるため、継続して使いたい場合は新規で有料契約が必要となる。