【川崎・鬼木達監督が退任で語ったこと(2)】監督退任後について「エネルギーのあるうちは、また次っていうものを考えてやっていきたい」と意欲十分。“勝っても辞める覚悟”で残すもの
ルヴァンカップ準々決勝で、川崎フロンターレはアルビレックス新潟と戦った。アウェイで大敗し、ホームでも敗れたその2連戦の直前に、鬼木達監督はチームと話し合いを持っていた。 ■【画像】「鬼さーん!」サッカー日本代表のフロ上がり選手たちが、W杯出場を獲得した直後に鬼木監督の名前を叫びながら撮影した集合写真■ 来季の契約をどうするか――。その重い内容の結論は、退任。そして発表されたのは10月16日のことである。 準々決勝で勝ち上がれば、次はファイナル。国立競技場での決勝を制すれば、8つ目のタイトルを手にすることとなる。となれば、新潟戦の勝敗が「退任」という結論に直結したのか、鬼木監督に聞けば、そうではないという。 「チームとの話し合いの中でね、チームの方向性もそういう方向でしたし、自分自身もその中でどういうふうに転んでも、その結果は関係ないですね。勝っていても負けていてもと言ったら変ですけども」 ルヴァンカップの結果が出たこのタイミングでの発表となったが、移籍情報や噂話などで出ることでさまざまな動揺を避けるためだという。
■気になる今後は
そうなれば、気になるのは今後どうするのか。鬼木監督に次のキャリアについて率直に聞けば、「そうですね、やっぱりクラブに残るっていう話はないと思います」と言う。 そして、「そこはクラブともそういう話にはなっていませんし、自分自身もねやっぱりエネルギーのあるうちは“また次”っていうものを考えてやっていきたい思いもありますので、そこはもちろん休むことなんかも考えるときはありましたけども、でも今は、そういうエネルギーのあるうちはやっぱりやるべきかなというふうには思ってます」とも話す。 8年間で7つのタイトルを取るエネルギーは、並大抵のものではない。その熱量で、次は違うチームに歓喜をもたらす思いだ。 「シルバーコレクターと呼ばれたチームに初めてタイトルをもたらしたのが鬼木監督ですもんね」 そう振ると、「思い出としてはそこですけど、自分がクラブにタイトルをもたらしたとかそういう思いはなくて」と話し、「タイトルっていうのは、みんなで努力した結果のもの。自分、みんな、サポーター、クラブの仲間と一緒に取れたっていうそういう思いがやっぱり強いですし、何かを(チームに)残したって言ったら、自分の中ではそういうタイトルよりも、むしろ、日々の情熱っていうか熱量っていうか、そういうものを変わらずやれたことを、選手とか近くにいるスタッフとか、そういう人が少しでも感じ取ってくれてれば、何か貢献できたのかなっていうふうな思いですね」と言う。
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