宮城県産乾ノリの初入札 前年より4割高値で取引 宮城・塩釜市
khb東日本放送
宮城県産の乾ノリの初入札が、全国のトップを切って塩釜市で行われました。前年の初入札より4割も高値で取引されました。
入札会には全国から約200人の買受人が参加し、石巻市や東松島市などから出荷された乾ノリの色や香りなどを確かめました。 買受人「歯切れもいいですしつやもあるし、味もまあまあじゃないですかね」 県漁協によりますと、海水温が平年よりも2℃から3℃高い状態が続き生育の遅れが心配されましたが、11月に入って海水温が下がったため順調に育ったということです。 26日は1670万枚が出荷され、100枚当たり平均2600円と前年の初入札より4割800円ほど高く取引されました。有明産などが不作で、全国で品薄となっていることが影響したとみられます。 県漁協のり部会鈴木信悦部会長「豊かな寒流に育てられた風味豊かな歯切れの良いノリができましたので、是非味わっていただきたいと思います」 県漁協では今シーズン4億枚の出荷を目指しているということです。県産の乾ノリの出荷は年5月まで続きます。
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