中国大会準Vに導いた光のエース「隙のない投球を」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会の出場36校を決める選考委員会が27日に開催され、光(山口)が出場校に選ばれた。 【センバツ出場の吉報に喜ぶ各校を写真で】 初出場の光は右本格派の升田早人投手がチームの中心。昨秋の中国大会は最速140キロ超の速球を軸に1回戦で浜田(島根)を完封するなど、全4試合を投げ切って準優勝の立役者になった。疲れが出た広陵(広島)との決勝は五回に一挙10点を失うなど13失点を喫したが志願の完投。エースのプライドを見せた。 大敗の悔しさを胸に冬の練習を乗り越え、やっと手にした吉報。升田投手は「変化球を織り交ぜて得意の直球を生かしたい。隙(すき)のない投球でチームを勝利に導きたい」と甲子園で力投する自身の姿を思い描いた。【福原英信】