『ケツメイシ』、”メキシコ”テーマのラテンのノリに会場熱狂 横浜アリーナ公演、オールタイムな全22曲披露
男性4人組ラップグループ「ケツメイシ」が30日、横浜アリーナでコンサート「ケツメイシ TOUR 2024 あっちこっちでマリアッチ♪」を開催、集まった1万2000人にラテンな空気と底抜けに明るく楽しいステージを届けた。 2001年4月のメジャーデビュー後、通算12度目となる全国ツアーは3月30日の静岡公演を皮切りに全12会場21公演を予定。横浜アリーナは29日との2日間公演で、今後は7月20、21日の沖縄公演を経て、8月10、11日の東京・国立代々木競技場第一体育館で締めくくる。 今回のツアーは”メキシコ”をテーマに、これまでの代表曲から最新アルバム「ケツノポリス13」収録曲までオールタイムなケツメイシを堪能できる内容で、数曲のパフォーマンスで会場を温めた後、RYO(51)があいさつ。「全国ツアーも気付けば折り返し。もはや終盤戦へと差しかかっています。貴重な日曜にここに来ていただいたわけですから、やっぱケツメイシのライブってすげえ面白いなとか、明日から頑張るかとか前向きな気持ちになって帰っていただけたら」。大蔵(48)は「横浜はわれわれにとってホーム感がある。小さいクラブでライブしたり…あれが20数年前。それが今、こうして1万2000人、横浜アリーナ2デイズ満員御礼、本当にありがとうございます!」とぎっしり埋まった客席に向け、感謝の言葉を投げた。 全22曲を披露したステージでは約16年ぶりにツアーで歌唱した「また君に会える」、代表曲「友よ~この先もずっと…」、今回のテーマにぴったりなパーティーソング「脳内サンバ」などを歌唱。おなじみのコントコーナーではマリアッチ(メキシコの楽団)に扮(ふん)して笑いをさらった。 エンディングで大蔵は「25周年(再来年)の節目に向けて頑張っていきたいと思いますので皆さんも明日からの日常頑張って。またパーティーしましょうね!」と再会を約束して締めくくった。
中日スポーツ