育成1位の入団辞退、上沢直之のFA獲得で「ソフトバンク」にアンチが増加? 識者が指摘するターニングポイントになった“大物選手”の獲得とは
山川穂高の獲得で変化
今後はソフトバンクを目の敵にする野球ファンが増えるというわけだが、広澤氏は「とは言え、つい最近までアンチソフトバンクは目立たなかったという事実は重要ではないでしょうか」と指摘する。 「ソフトバンクと言えば、地域密着型チームの優等生というイメージも非常に強かったはずです。親会社の資金力が豊富なことも、『お金に困らなくてうらやましい』と好意的に見られていたと思います。今、批判の対象となっている育成の問題も、『他球団から獲得せず、自前で選手を育てている』と評価されていました。それでは、なぜ突然、ファンの評価が変化したのか。少なくとも私の周りでは、山川穂高くんの獲得が大きな影響を与えたようです。『山川選手のソフトバンク移籍は納得できない』という声は多く、それが今に至るまで尾を引いている印象を受けます」(同・広澤氏) 註1:【異例の入団辞退】ソフトバンク育成1位古川遼が入団辞退!!”彼の判断は素晴らしい!! 今後育成制度の検討が必要か? 高木豊が育成ドラフト1位の入団拒否について語ります! 註2:九州のブロック紙、西日本新聞が発行していたスポーツ紙「西日本スポーツ」が2023年に休刊し、ウェブメディア「西スポWEB OTTO!」へ移行した 註3:ソフトバンクが上沢直之獲得! 4年総額10億円規模の好条件で日本ハムとの争奪戦制す 近日正式発表(スポニチアネックス:12月16日) デイリー新潮編集部
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