「ハウ巣」立ち退きで書類届かず… ヤクルトつば九郎の契約更改は来年へ持ち越し
薄暗い球団事務所の前で、ヤクルトの人気マスコットつば九郎はがっくり翼を落とした。25日、サンタクロースのコスプレ姿で意気揚々と契約更改交渉に訪れたが、球団は前日に仕事納め。「まさに~あわてんぼーのさんたくろーすじょうたいです」と痛恨の表情を浮かべた。 【写真】ちょんまげ姿で日本のWBC優勝を祝福するつば九郎 神宮外苑の再開発の影響で、すみかとしていた「つば九郎ハウ巣」を9月で立ち退いた。新たな家探しの最中で、球団からの日程調整の書類が届かなかったという。 交渉は来年1月に持ち越しとなった。年俸アップとともに見据えるは、「えんせいにいくときの ほてるだいじょうげんの『かべ』みなおし」。一泊あたり「1・8(万円)くらい。めしつき」を要望予定で、今季限りで現役引退し、新たにゼネラルマネージャー(GM)特別補佐に就任する青木宣親氏との交渉を期待する。「まだほかのひとより りかいりょくありそう」「らいんで ねまわしします」と、くちばしをにやつかせながら帰路についた。