インドネシア副大統領候補討論会 現職の長男は若者重視
【ジャカルタ共同】来年2月投開票のインドネシア大統領選に向け、現職ジョコ大統領の長男ギブラン氏(36)ら副大統領候補者3人によるテレビ討論会が22日夜開かれた。ギブラン氏は「人工知能(AI)やロボット技術に精通した若者を育てる」と若い世代の重視をアピールした。 ギブラン氏は大統領候補のプラボウォ国防相(72)とペアを組み、世論調査で首位を維持。自身が市長を務めるジャワ島・ソロ(スラカルタ)を例に、デジタル分野の施策を紹介した。 ジョコ氏の義弟が所長を務めていた憲法裁判所が10月に候補者資格を緩和したため擁立可能となったギブラン氏に対しては、公正性を疑問視する声も根強い。