帝塚山の洋菓子店「ポアール」が55周年 創業当時の菓子復刻も
帝塚山に本店を構える洋菓子店「POIRE(ポアール)」(大阪市阿倍野区帝塚山1)が11月20日、開業55周年を迎えた。(あべの経済新聞) 【写真】復刻商品の「シュー・スワン55」 同店は洋菓子店が関西にまだ少なかった1969(昭和44)年に開業。現在は、あべのハルカス近鉄本店(阿倍野区)に洋菓子店「ポアール・アントレ」、北新地にフィナンシェ専門店「ポアール・ル・ボン・ブール」など計6店舗を展開する。 55周年を記念して現在、創業当初からの来店客やスタッフから声を集め、支持があった懐かしの商品を期間限定で復活販売している(ポアール・ル・ボン・ブール、新大阪のキヨスク除く)。本店などで創業当時から数十年販売していた「シュー・スワン」を復刻した「シュー・スワン55」(778円)や「PPP55/POIREスイートポテト&プチシュー」(2,160円)、「テーブルパン 55」(389円)など。 グランシェフの辻井良樹さんは「ただ昔と同じものを復刻するのではなく、さらに喜んでいただけるものをと試行錯誤した」と話す。「シュークリームは創業当時に一番自信があった商品だったと(創業者の)父が言っている。今だったらこうした方が良いというものにブラッシュアップしている」とも。 営業時間は9時~20時30分。
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