管理部門・士業の年末年始休暇日数、「6連休」が約3割で最多に 約8割が「自宅で過ごす」と回答
MS-Japanが運営する、管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」は、『【2023年版】管理部門・士業の「年末年始休暇」に関する実態調査』を実施し、その結果を公表した。
【2023年の年末年始休暇日数は「6連休」が最多で全体の31.8%】
2023年から2024年にかけて年末年始休暇がある企業は、全体の93.8%を占めていた。日数は「6連休」の31.8%が最も多く、次いで「7連休以上」が26.0%と続いた。
職種別で見ると、内部監査は「7連休以上」「年末年始休暇はない」と回答した人が他の職種よりも割合が多い結果に。
また、企業規模別で見ると、7連休以上が最も多いのは従業員数が「100~499名」で29.0%だった。一方で、3連休以下が最も多いのは「10名以下」で17.3%を占めた。
【年末年始休暇の日数は50.3%が「満足している」と回答】
年末年始休暇の日数に対する満足度を調査すると、全体の50.3%は「満足している」と回答。年末年始休暇の有無別で見てみると、4連休以降は日数が多いほど満足度が高いことが分かった。
【年末年始休暇の過ごし方は昨年に引き続き「自宅で過ごす」が最多で77.8%】
年末年始休暇の過ごし方について、昨年と変わると回答した人は全体の14.3%だった。
また、過ごし方の内訳としては、2023年、2022年ともに「自宅で過ごす」が77%以上を占める結果に。コロナが5類に移行して初めての年末となるため、「国内旅行」「日帰り旅行」「海外旅行」の割合も2022年より増加したことが伺える。
【調査概要】 調査方法:WEBアンケート 調査対象:全国の管理部門・士業人材 調査テーマ:「【2023年版】管理部門・士業の「年末年始休暇」に関する実態調査」 有効回答数:384名 調査実施日:2023年11月24日~12月3日 調査主体:MS-Japan ※同調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がある。
<参考>MS-Japan『【2023年版】管理部門・士業の「年末年始休暇」に関する実態調査』
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