結ノ島キャンプ、ファン集う テント泊に音楽ライブも 奄美市のマングローブパーク
アウトドアイベント「結ノ島CAMP2024」(同実行委員会主催)が11月30日、鹿児島県奄美市住用町の黒潮の森マングローブパークで始まった。奄美群島内外から多くのキャンプファンが集い、豊かな自然を満喫しながら1泊2日のテント泊や音楽ライブ、食事などを楽しんでいる。 地域密着型のイベントとして毎年開催し10年目。初日は約1500人が来場し、キャンプサイトには関係者含め100張のテントが並んだ。 飲食や物販ブースは島内外から26店舗が出店。ソテツの実で小物を作るワークショップやまきストーブを使ったテントサウナ、奄美大島開運酒造の新商品「RED CORAL」(紅さんごソーダ)を試飲できる特設バーなどもあった。 音楽ライブには、「香水」で知られるシンガー・ソングライターの瑛人さんら島内外のアーティスト10組が出演。小宿小吹奏楽部の演奏や、同町見里集落による八月踊りも披露されたほか、モルック大会も開かれた。 来場者は持参したテントやシートを広げてゆったりとくつろいだり、音楽に乗って踊ったり、家族や友人らと思い思いの時間を過ごしていた。 実行委員長の島崎仁志さん(42)は「出身地である住用を紹介したいという思いで仲間を集めてやってきた。少人数の運営で大変ではあるけれど、今後も長く続けていきたい」と話した。