全国高校サッカー選手権山口県大会、高川学園が6年連続30回目の優勝…FW大森風牙選手ハットトリック
第103回全国高校サッカー選手権山口県大会(県サッカー協会、県高校体育連盟、KRY山口放送主催、県教育委員会、読売新聞社後援)の決勝が17日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われ、高川学園(防府市)が4―2で小野田工(山陽小野田市)を破り、6年連続30回目の優勝を果たした。高川学園は12月28日に国立競技場(東京)で開幕する全国大会に出場する。 【写真】全国高校サッカー選手権福岡大会の決勝で熱戦を繰り広げる東福岡と東海大福岡の選手ら
高川学園は前半3分、コーナーキックをDF柿本陽佑選手(3年)がヘディングで押し込んで先制。小野田工に点を許した直後の同16分には、FW大森風牙選手(2年)が右足でシュートを決めて勝ち越した。後半も勢いは衰えず、大森選手が2点を決めて、ハットトリックの活躍を見せた。
小野田工は前半15分にMF中野遥翔選手(3年)がシュートを決めて同点に追いつき、後半に1点差に迫ったものの、終了間際に突き放された。
試合後、大森選手は「追いつかれた場面では、絶対に自分が点を取るという思いでプレーした。プレッシャーに打ち勝ち、全国大会では得点王を目指したい」と語った。高川学園の江本孝監督は「立ち上がりの先制点と、失点直後の得点で、良い雰囲気を作ることができた」と話した。
全国大会の組み合わせ抽選会は18日午後2時から、東京で行われる。