建築家・隈研吾×アシックス第3弾スニーカー、パリでの世界発表直前に入手!
ソールのベースはトレイルランニングシューズ「Fuji Lite 2」で、アウトソールは「土や泥の路面でのグリップ性を高めるような設計」だそう。 悪路対応なのは、隈研吾さん自身が建築現場で履きたいシューズを目指したからのようです。 水を弾くダイニーマを使ったのも同様の理由でしょう。
フックを外すとアッパーか解放されサンダル形状になります。 ただしゴムコードを2本とも外すと、まともには歩けません。 つま先側のコードをフックに掛けておけば、ぎり歩けるかな、といった感じ。 デスクに向かいっぱなしの仕事中や、乗り物移動にときに足を楽にできる機能です。
素足履き対応のコルクインソールも付属。 使い勝手が考えられた気の利いた配慮です。 ほかのどこにもない斬新なデザインで、そのうえ機能的。 となれば、「入手しよう!」とテンションが上がりそうですが、しばしお待ちを w 困った点もふたつほどありますので、言及しておきましょう。 まずひとつは素材のダイニーマのガシャガシャ音がすごいこと。 履いて足を軽く曲げただけでバリバリと音が鳴ります。 図書館行けないです。 皆に振り返られて足元をガン見されます。 もうひとつは、ダイニーマに透湿性がまったくないこと。 アウトドアバッグで使われる高耐久性と防水性を兼ね備えた素材で、蒸気を外に逃がす機能はありません。 言い訳程度にアッパーにポツポツと穴が開けられているのですが、汗蒸れは避けられないでしょう。 ネット上でシューズ購入者の意見を見ると、「内側に水滴がつくほど蒸れる」と語っている人が何人かいました。 わたしも部屋で1時間ほど履くだけで水滴状態になりました。 夏が似合うデザインなのに夏に履きにくい? 対策としてまずコルクインソールに替え、さらにレインシューズに使う吸水機能インソール(Amazonなどで安く買える)を、その下に仕込みました。 これで蒸れが軽減されるか、歩きテストをしてみようと思います。