1軍復帰はいつ…?ファーム調整が続く主力野手(5)大物助っ人は“ピンチ”か
3月29日に開幕を迎えた2024年のプロ野球。幸先の良いスタートを切った選手がいる一方で、開幕からファームでの調整が続く選手もいる。特に主力野手が出遅れることは、チームの得点力にも大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、早期の復帰が望まれているチームの主力打者を紹介したい。
ダヤン・ビシエド(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/108kg ・生年月日:1989年3月10日 ・経歴:エスクエラデポルテエスパ高 - ホワイトソックス 開幕前には、家庭の事情により一時帰国があったダヤン・ビシエド。来日9年目で初めて開幕一軍メンバーから外れることになった。 2016年に中日ドラゴンズに加わると、来日初年度から119試合出場で22本塁打を記録。2018年には135試合出場で打率.348、26本塁打、99打点、178安打をマークし、首位打者と最多安打に輝いた。 その後も打線を牽引し、2020年からは2年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、攻守でチームの中心的存在に。 しかし、昨季は開幕から状態が上がらず、同年は91試合出場、打率.244、6本塁打、23打点と不本意なシーズンを過ごした。 今季は、同じ一塁のポジションを主戦場とする中田翔の加入で厳しい立場になった上、オープン戦では打率.133(15打数2安打)と寂しい数字に。加えて、3月23日には一時帰国となり、開幕二軍スタートとなった。 現在はファームで調整中だが、やや低調な数字となっている。正念場となる今季だが、もう一花咲かせたい。
ベースボールチャンネル編集部