人間の意識が変わらなければ収容犬は増える 保護団体が提言する「最低限の3つの意識」
特別な理由なき場合「不妊去勢」は特に守って
もちろん、上記以外にも「守ってほしいこと」はまだまだたくさんあるとも言いますが、最低限これら3つの意識を多くの人が持ち、共有することができれば、それだけで不幸なワンコは減るだろうと言います。 最後に代表はこうも語ってくれました。 「『殺処分反対』というのは多くの人に共通する思いなはずですが、保健所や動物愛護センターの職員さんたちも『できるだけ命を助けてあげたい』と思っています。それでも、毎日多くのワンコが収容されています。この悪循環をなくすためには、人間あるいは飼い主がまずワンコに対する意識を変えないといけないと思います。そして、こういった『最低限のこと』が当たり前な社会になってくれるためにも、飼い主同士も歩み寄って欲しいし、より多くの議論の場があると良いと思います。まずは、『繁殖させない場合は、必ず不妊去勢手術をする』。これは多くの人に約束して欲しい一番のことです」 (まいどなニュース特約・松田 義人)
まいどなニュース