【大学野球】ルーキー・高田洸希の決勝打で法大が東大に勝利「ホームランも打率も残せる選手に」
◆東京六大学春季フレッシュトーナメント▽第２日 法大４―２東大（４日・神宮） 法大が東大を破り、１勝目を手にした。０―０の４回、小川大地内野手（１年＝大阪桐蔭）の左前適時打で先制すると、同点で迎えた８回に高田洸希外野手（１年＝享栄）が決勝の左前適時打を放った。 打撃音が響いた瞬間、球場が大歓声に包まれた。２―２の８回２死満塁。高田は２球目の外角スライダーを逆方向に打ち返した。技ありの一打は、法大の勝利をたぐり寄せる勝ち越し打となり、「フレッシュ始まって初めての安打なのでうれしいの一言です」とホッとした様子だった。 享栄では、昨秋のドラフト会議でオリックスから３位指名を受けた東松快征投手とチームメート。練習ではよく対戦していた。「速いボールに対しての対応力はついたのでいい経験になった。（東松から本塁打は）２本打ちました」とプロに進んだ同期との対戦で自信をつけた。 今後は「ホームランも打てて打率も残せる選手になりたい」と意気込んだ高田。今季４位に終わった法大にルーキーが新たな風を吹かせる。（大中 彩未）
報知新聞社
