櫻井海音「最大限の愛」&「リスペクト」で再現度を追求 ドラマ&映画「【推しの子】」ワールドプレミア
ドラマ&映画「【推しの子】」のワールドプレミアが17日、都内で行われ、主演の櫻井海音(23)をはじめ、齋藤飛鳥(26)、齊藤なぎさ(21)ら主要キャストが顔をそろえた。 2020年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載され、単行本の累計発行部数が1800万部を突破した同名人気漫画が原作。伝説のアイドル・アイの死の真相を知るため、アイの子供として転生したアクアとルビーのきょうだいが芸能界に身を投じ、その闇に迫っていく物語。実写化は初となる。 キャストが公の場で一堂に会するのはこの日が初めて。櫻井は原作の大ファンで「実写化されるなら、アクアをやってみたい」と熱望していたところにオファーを受けた。元「乃木坂46」の齋藤は、アイ役を一度断ったといい「アイドルを卒業してからなので、相当な覚悟が必要だったけど、スタッフさんの熱意を受け取って頑張ってみようかなと思った」と述懐。「私のアイドル姿をもう見られないと思っていた方にも楽しんでもらえたら」と笑顔で話した。 ドラマと映画は東映とAmazonの共同プロジェクトで、ドラマ(全8話)を今月28日からPrime Videoで順次世界配信。12月20日公開の映画「【推しの子】―The Final Act―」が完結編となる。 【推しの子】は昨年テレビアニメ化され、YOASOBIの主題歌「アイドル」が国内外で大ヒットしたことでも話題になった。今年7~10月に第2期が放送され、既に第3期の制作も決定。今年1月に実写化が発表され、櫻井らキャストが発表された際にはネット上で賛否両論の大きな反響を呼んでいた。 映画初主演となる櫻井は「これだけ人気の作品なので、最大限の愛とリスペクトを持って再現度を追求した。プレッシャーはあったが、独りで闘っているのではなく組全体が同じ意識を持っている感覚があり、早く届けたいという気持ちにシフトできた。どの現場も誠意を持って接するのが一番大事。今回もできているのかなと思う」と自信の程をうかがわせた。