選挙特番&日本シリーズ2画面中継「お叱りももちろん多かった」TBS井上貴博アナが振り返る
TBSの井上貴博アナウンサーが2日、TBSラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」で、10月27日に放送された選挙特番と日本シリーズの2画面中継について触れた。 井上アナは選挙特番で爆笑問題の太田光、ホラン千秋、石井亮次アナとともにMCを務めた。この日は日本シリーズとの2画面中継が話題となったが、この反応について「お叱りももちろん多くて、それは当然だなって」と切り出し「太田さんもラジオの中で仰ってたけど、オンエア中の気持ちとしては視聴者の方に申し訳ないという気持ちが強くて。これは全スタッフ、編成も含めて」と皆、同じ気持ちだったと話した。 井上アナによると、午後8時になった時点で「選挙パートっていうのは決まっていた。投票が締め切られるので、野球がどんな状況でもまずはそこをドンととりますと」と、まずは選挙特番に切り替わることは決まっていたという。 ただ「タイミングが悪いのが、試合がいいところなのよ。DeNAが反撃の狼煙、さあ、ここから!っていうときに切り替わった」と振り返り「太田さん、石井さん、ホランさん、私が大映し。映った瞬間、4人とも『すみません』っていう(表情)」とその時の心境も述べた。 特に太田については、過去に炎上発言もあったことから、スタッフは「太田さんは全く求めていないけど、スタッフの中では太田さんを守り切れなかった」という反省の気持ちがあったといい、そのため、政治家との中継を結んでやり取りでは「大人の人数が一気に増える。いろんなカンペも出る」といい、それは「いい方向へ太田さんを担ぎたい、向かいたいという現れ」とも説明。 中には「これを言ってもらわないと異動になります」というジョークカンペもあったといい「皆で作り上げている感覚。ああこういうことなのかなって」と出演者、スタッフ一丸で番組を作ったという喜びも語っていた。