巨人・原辰徳監督(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ　巨人6-2中日(20日、東京ドーム) 今季初の4連勝を飾った巨人。課題の救援陣について、原辰徳監督がコメントしました。 今季の巨人は、7回の防御率5.18。8回の防御率5.85と共にリーグワーストを記録。 この日、2番手として7回のマウンドに立ったのは今季2度目の登板となった中川皓太投手。東京ドームでは574日ぶりの登板でしたが、落ち着いた投球で3者凡退に抑えました。 原監督は、「前回、神宮の時よりもはるかに落ち着いてできた。これからの励みに、ステップ材料にしてくれると思います」とコメント。17日のヤクルト戦では2失点しましたが、6年間で212登板を重ねた左腕にエールを送りました。 さらにオリックスからトレードで加入した鈴木康平投手は、8回に巨人デビュー登板。150キロを超えるストレートを連発し2奪三振と、こちらも無失点投球でした。 鈴木投手については、「非常に本人もいい日になってくれたと思います。ジャイアンツの選手として長く、いい役割を背負った状態で戦ってもらいたい」と期待を込めました。 また、開幕以来苦戦してきた7、8回で好投を見せた両投手について、今後の起用法を問われると、「まあ、選択肢は広がったという風に言わせてください」と含みを持たせて答えています。