結婚前は許せたけれど…夫の趣味が嫌! 夫婦間で揉めないために大事な“3つのこと”
夫婦間の「趣味問題」
こんにちは。人生や恋愛を上手くいかせたい女性のために本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。 お家デートでよくある光景ですが、男性がゲームをしていて、それを彼女が隣で見ている。そのとき、横にいる彼女がこう言うことがあります。 【漫画で読む】「ここの家賃を払ってるの俺だろ?」妻にキレる夫の、呆れた言い訳 「見ているだけで面白いから、気にしないでいいよ」 これは、本当に面白いから言っている場合もありますが、どちらかと言うと、好きな人の隣で過ごしている幸せや、同じ時間を共有できることの喜びとしての意味合いの方が強いと思います。本当は、ゲームをやめて早くかまってほしいのにそう言うと角が立つから、せめて隣でいて無言の圧をかけているというケースもあるかもしれませんね。 たとえが悪いかもしれませんが、スーパーやコンビニで会計をしているとき、次にレジ待ちしている人が、早くしろよと言わんばかりに至近距離で圧をかけるみたいな感じです。 彼女の言うこの言葉を鵜呑みにして、「いくらゲームをやっても怒られない」と勘違いしたゲーム好きの男性は、結婚後に高確率で文句を言われるようになります。 「ゲームばっかりしてないで、ちょっとは手伝ってよ!」 「いつもゲームばっかやっててあなたはいいよね」 「少しは家のこと手伝おうとは思わないの?」 というように。この場合、奥さんに文句を言われた男性からすると、「お前、見てるだけで楽しいから気にしないでいいよって言ったじゃねえか! なんでそれが今になって変わるんだよ!」という気持ちになります。
不満が積み重なると、耐えられなくなる
〈当初許せたことも、数年経つと許せなくなることもある〉 しかし言うまでもなく、ものには限度がありますし、「見ているだけで面白い」とは言ったけれど、「ゲームをやるのが面白い」とは言ってないですからね。奥さんである女性からすると、交際当初のような新鮮な気持ちで旦那さんのことをもう見られないし、見られなくなるまでに至った理由はこれまでにいくつも積み重なっています。 つまり、最初は許せたことでも、付き合いが長くなるにつれて許せなくなる場合があるということです。交際当初は、「うちの彼氏はゲームが好きなんだな。でも一緒にいれたら嬉しい」と思っていたことが、だんだんと許せなくなるんですよ。 「他にすることないのかな」「私のことどうでもいいのかな」 「いつも話聞いてくれないな」というように。 いつもゲームばかりしているような男性だったら、女性からこのように思われていることがあまりにもよくあります。こういった不満が積み重なってくると、もう「見ているだけで面白い」とも「気にしなくていいよ」とも言えなくなってくるし、むしろ、ゲームの存在自体が疎ましくなるのは当然です。 ちなみに僕はゲーム好きなので、今お話したような男性の気持ちは、ゲームをしない人よりもはるかに分かるつもりです。 とくに、中毒性が高いゲームだと「時間が溶ける」という状態になりますし、「まだ30分ぐらいしか遊んでないだろう」と思ってたら、2時間経っていたとかざらにありますからね。 うちの奥さんもゲーム好きなので、同じタイトルを一緒にプレイすることが多いのですが、彼女がもしゲームをしない女性なんだとしたら、おそらく僕も文句を言われていたかもしれません。