フィデリティがイーサリアムETF申請にステーキングを追加──LDOが9%上昇
資金管理大手フィデリティ(Fidelity)は米証券取引委員会(SEC)に18日に提出した修正書類に、現在申請中のイーサリアムETF(上場投資信託)のトレーダーが資産の一部をステーキングできるようにしたい旨を記載した。 フィデリティは、「届出書によれば、スポンサーは随時、スポンサーの関連会社を含む、一つまたは複数の信頼できるステーキングプロバイダー(以下「ステーキングプロバイダー」)を通じてファンドの資産の一部をステーキングすることができる」としている。 イーサリアムネットワークでサポートされているステーキングプロトコルであるリド(Lido)のトークン、リドダオ(LDO)はこのニュースを受けて9%急騰。2.64ドルまで上昇した後にやや反落した。 フィデリティは昨年11月にイーサリアムETFの立ち上げ競争に加わった。他の申請企業には、世界最大の資産運用会社ブラックロック(BlackRock)、アーク・インベスト(Ark Invest)、グレイスケール(Grayscale)がある 専門家らは現在、イーサリアムETFが次の期限である5月23日までにSECに承認される可能性は低いとみている。 |翻訳・編集:林理南|画像:Marco Verch/Flickr|原文:Fidelity Adds Staking to Ether ETF Application, Sending LIDO Up 9%
CoinDesk Japan 編集部