イタリア代表スパレッティ監督、今回初招集のD・マルディーニとピジッリの招集理由を明かす「変化をもたらす姿を見たい」
イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督が、同代表初招集となるダニエル・マルディーニとニッコロ・ピジッリの招集理由を明かした。イタリアメディア『Football ITALIA』がコメントを伝えている。 【動画|イスラエル vs イタリア 試合ハイライト】UEFAネーションズリーグ イタリアサッカー連盟は4日、UEFAネーションズリーグのベルギー代表戦とイスラエル代表戦に臨むメンバーを発表。上記の2名に加えて、ユヴェントスのGKミケーレ・ディ・グレゴリオとミランのCBマッテオ・ガッビアが代表初招集を受けている。 ミランの下部組織出身で現在モンツァに所属するD・マルディーニは今シーズン、ここまでリーグ7試合に先発出場しており、1得点を記録している、また祖父のチェーザレ・マルディーニ、父パオロ・マルディーニに続き、家族3代での代表入りとなるが、スパレッティ監督はD・マルディーニを「ずっと必要としていた選手」と評価し、次のように招集理由を語っている。 「彼は美しいプレースタイルをしている。タックルでは自分の力を発揮し、DFから逃れる術も知っており、ゴールに背を向けてプレーする方法も心得ている。試合から消えてしまうこともあるが、私は彼が継続してプレーするのを見てきたし、大きく成長したと思う」 2023年5月のインテル戦でローマのトップチームデビューを飾ったピジッリは、ダニエレ・デ・ロッシ前監督から高い評価を受けたMFだ。スパレッティ監督もデ・ロッシ氏からピジッリのプレーについて話をされたようで、次のように語っている。 「ピジッリを見ると本当に優れたMFだと思う。彼は攻守の両局面でプレーする方法を知っており、常に活躍できる選手だ。デ・ロッシは私に『彼(ピジッリ)はミニゲームでいつも得点し、存在感があるんだ』と言ってきた。彼は良くゴールを決めるし、エネルギーに溢れており、何でもできる選手だ」 またスパレッティ監督は、初招集の選手にもプレータイムを与えることを示唆しており、このように続けている。 「5、6分しかプレーできない選手が2人増え、彼らが疎外感を感じるようなことはしたくない。(ダニエル)マルディーニとピジッリを23人のメンバーに入れたのは、彼らがピッチで代表チームに変化をもたらす姿を見たいからなんだ」 イタリア代表は、日本時間11日3時45分からベルギー代表と、同15日3時45分からイスラエル代表との試合を控えている。
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