忠誠心が半端ない! Jリーガー、同一クラブ在籍年数ランキング9位。伝統の番号を継承。常勝軍団の生え抜き
国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は2月20日時点。
9位:土居聖真 生年月日:1992年5月21日 所属クラブ:鹿島アントラーズ 在籍年数:13年19日 Jリーグ通算成績:321試合出場52得点33アシスト 鹿島アントラーズのMF土居聖真が同一クラブの在籍年数ランキングで9位につけている。育成組織出身の土居はプロとなっても13年間鹿島一筋を貫いている。 土居は2011年冬に鹿島のトップチーム昇格を果たし、同年シーズンの第33節清水エスパルス戦に途中出場してJリーグデビューを飾っている。2013シーズン後半戦からプレー時間を増やして定位置を掴むようになり、2015シーズンにはクラブのレジェンドである小笠原満男や野沢拓也が背負った伝統の8番を託された。 土居はFW、トップ下、両サイドハーフと前線のあらゆるポジションをこなすことのできるユーティリティ性と優れた攻撃センスを持ち、ハードワークでもチームに貢献して現在まで鹿島の主力としてプレーしている。これまで土居はJ1や天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でタイトルを獲得し、2016年に出場したFIFAクラブワールドカップでも4試合出場1得点3アシストの成績で鹿島の決勝進出に大きく貢献している。 鹿島アントラーズは2018年以降、無冠の状態が続いているが、生え抜きの土居がチームを導き、再びチームを栄冠へと導くことができるか。
フットボールチャンネル