昨季引退の梶谷隆幸氏「ジャイアンツはみんな人柄がいいよね」引退会見での同僚の心遣いに感激
昨季限りで現役を引退した元DeNA、巨人の梶谷隆幸氏(36)が4日、BSフジ「実況解説野球旅~プロ野球88世代の5人が1泊2日の旅に出た!~」に出演し、引退後の生活を語った。 梶谷氏は昨オフ、DeNAで14年、巨人で4年と計18年に及んだプロ生活に終止符。22年に手術した左膝の痛みなどに苦しんだ。梶谷氏は同世代のタイガース前田から引退の実感を問われると「あまりにも家にいるから変だよ」と語り、広島秋山からの趣味についての質問には「ゴルフしたいと思ってたけど、ダメだね。ダメだ、膝と腰が。この間娘と鬼ごっこしたけど、すぐに追いつかれたよ」と苦笑いを見せた。 さらに「今年一番うれしかった」については、10月23日の引退会見で、坂本や小林、長野らが駆けつけたことを挙げた。「シーズンが終わってすぐに言ったのよ、『やめます』って。翌日が引退会見だったから『誰も来てくれんやろな』とおもってたら、勇人とかみんな続々と来てくれて。うれしかったね。ジャイアンツはみんな人柄がいいよね」と語った。 梶谷氏は14年に39盗塁で盗塁王を獲得するなど、通算162盗塁をマークした。昨季は3月29日阪神との開幕戦(東京ドーム)、3回1死一、二塁での森下の右中間最深部への当たりに、右翼の守備位置から猛ダッシュ。抜ければ2失点、さらにピンチが続く場面をスーパープレーで防いだ。5回には2ランを放ち、阿部監督に初勝利をプレゼントし、リーグ優勝の1歩目の白星に貢献した。 同番組には「88年世代」のタイガース前田健太、巨人坂本勇人広島秋山翔吾、中日大野雄大、元ヤクルト上田剛史氏が出演した。