ビジャレアルからチェルシーに移籍したGKヨルゲンセンが心境を語る 「幼い頃からチェフの試合をよく観ていた」
2031年6月30日までの7年契約を締結
チェルシーは30日、ビジャレアルから22歳のデンマーク人GKフィリップ・ヨルゲンセンの獲得を正式に発表した。 チェルシーへの加入が決定したヨルゲンセンはクラブ公式サイトで心境を語っている。 「私は子供の頃からペトル・チェフの試合をよく観ていたので、チェルシーを観るのが好きでした。だから、チェルシーは私が応援したいお気に入りのクラブの一つでした」 「この移籍は夢の実現です。世界最大のクラブの一つであるチェルシーと契約出来てとても興奮しています。新しいチームメイトとプレイすることが待ちきれないです」 チェルシー加入に喜びを見せるヨルゲンセン。同選手はマルメやペーニャ・アラバル、マジョルカの下部組織を渡り歩いた後、2015年7月にビジャレアルの下部組織に加入。その後の2023年1月にはビジャレアルのトップチームに昇格すると、見事に正守護神の座を掴み、直近の23-24シーズンはラ・リーガ36試合に出場し、クリーンシートを6試合記録するなど活躍を見せていた。 そんなヨルゲンセンだが、チェルシーへの移籍が決定。今夏に新しくチェルシーの指揮官に就任したエンツォ・マレスカ監督はボールを後ろから繋ぐサッカーを基本としているため、ボールスキルに長けたGKを起用することを希望。そこでチェルシーは足下の技術に秀でたヨルゲンセンがマレスカ監督のシステムに適合する若く才能のある選手と判断し、今回の獲得に至ったという。 チェルシーと2031年6月30日までの7年契約を締結したヨルゲンセン。同クラブではスペイン代表GKロベルト・サンチェスと正守護神の座を争うことになるが、果たして先発出場を勝ち取ることはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部