ニュースワード「御嶽山噴火災害」
御嶽山噴火災害 2014年9月27日午前11時52分、御嶽山頂上の南西側の火口列で水蒸気噴火が発生した。飛散した噴石に当たるなどして登山客ら58人が死亡、5人が行方不明となった。これを受け、気象庁は15年8月から登山者や周辺住民に早期の安全確保を呼び掛ける「噴火速報」を導入した。 遺族らは気象庁が噴火警戒レベルの引き上げを怠ったなどとして、国と長野県に損害賠償を求めて提訴。一審長野地裁松本支部は同庁職員の注意義務違反を認定したが、死傷との因果関係は認めず請求を棄却した。10月21日に東京高裁で二審判決が言い渡される。