お礼が言えない夫から「ありがとう」の言葉が...思いが伝わる“笑い文字”とは?
デジタル化が進む今だからこそ、手描きのメッセージが心に染みるもの。そんな手描きの文字に"笑顔"を添えた「笑い文字」というコミュニケーションツールが人気を博しているそう。笑い文字の普及に努める廣江まさみさんに、笑い文字とはどのようなものか、実際にどのように描くのかを教えてもらいます。 ※本稿は、廣江まさみ著『笑い文字レッスン』(かんき出版)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
自分も人も笑顔にする「笑い文字」
「笑い文字」は満面の笑顔の入ったシンプルでユニークな筆文字です。 私が何気なく描き始めたこの独特な筆文字が評判を呼び、請われるままに全国で教えるようになってから十数年。今では「笑い文字講座」の受講生は4万人にのぼり、国内はもちろんロンドンでも個展を開催することができ、日本郵便の切手シリーズにもなるほど広がりました。 この笑い文字は、誰が書いても想いが伝わるようにできています。はがきなどさまざまな紙雑貨を使って、いつでもどこでも、さっと書いてさっと渡す。書き溜めるのではなく、その場の想いを切り取って渡すのです。たった2色の筆ペンと白い紙が、あなたも、受け取った方も幸せにしてくれます。 笑い文字とは、次のようなものです。 <笑い文字の定義> 1. 満面の笑顔を伝える筆文字です! 2. 想いを伝える幸せのコミュニケーションツールです 3. 書いて半分、渡して完成! いつでも、どこでも、誰にでも渡せます 4. 使う道具は、白い紙と黒・朱の筆ペンだけ 5. 「文字の中に満面の笑顔を描いたもの」と、「満面の笑顔にメッセージを添えたもの」の2種類があります
さまざまな場面で渡せるコミュニケーションツール
笑い文字は誰かに渡すために書くもの。さまざまな場面で笑顔を届けましょう。 ・「ありがとう」を伝えたいとき 感謝の気持ちがわき上がったら、その場ですぐに笑い文字で書いて渡してみましょう。相手に想いがまっすぐに伝わります。 ・いろいろな出会いにメッセージを おいしかったら「ごちそうさま」。旅先の出会いに「会えてよかった」。笑い文字を渡すことで素敵なご縁を紡ぐことができます。 ・年賀状やグリーティングカードに 季節の挨拶やお礼状なども、ぜひ笑い文字で。笑顔がいっぱいのお便りは相手の心をじんわりあたためます。 ・お祝いのプレゼントに お誕生日や記念日、結婚、出産...etc. さまざまなお祝いの機会に笑い文字を添えると、幸せ気分も倍増! ・応援の気持ちを伝えたいときに 講演会やサイン会で渡したり、推し活グッズにあしらったり。応援したい人に笑顔のパワーを届けましょう。