ベトナム主将も手応え

日本相手に善戦したベトナム代表。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部／現地特派）

　日本は苦戦を強いられながらも、しっかりと勝点3を獲得。アジアカップで白星スタートを切った。 【PHOTO】日本代表のベトナム戦出場16選手＆監督の採点・寸評。4発勝利も6人に5点台の厳しい評価。MOMは2G1Aの8番 　森保ジャパンは現地1月14日にベトナムと対戦。11分に南野拓実が先制ゴールを挙げるも、セットプレーの流れから2失点し、逆転を許す。それでも45分に南野の見事なコントロールショットで同点に追いつくと、45＋4分に中村敬斗、85分には上田綺世が得点を重ね、4－2で快勝した。 　日本は苦しんだが、ベトナムから見れば上々の試合内容。優勝候補の一角である日本を相手に一度は逆転するなどした大善戦に、同国のメディアは大盛り上がりの様子だ。 『Vietnam News』は「アジアNo.1のチームに一泡吹かせた」とし、「チームワークプレーで知られる森保一監督率いる日本は、ベトナムの規律正しいディフェンスをパスでかわすのが難しかった」と母国代表の守備を称えた。 　また、「結果は望んだものではなかったが、私たちのチームは、このような良いチームに対して良いプレーができる瞬間があることを証明した」との主将のド・フン・ドゥンの試合後のコメントを紹介しつつ、「大陸の巨人を相手にしたゴールデン・スター・ウォリアーズの雄姿は、ファンに希望を与えた」と満足気に記事を締めくくった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部