自動運転を見据えEVバスの運行実験へ 仙台・青葉山エリア
khb東日本放送
仙台市は自動運転を見据えた電気自動車=EVバスの運行を目指し、操作の一部を自動で行う運行実験を始めると発表しました。
仙台市は青葉山エリアでの将来的な自動運転バスの導入を目指していて、2月にはバスの走行データを収集する運行調査を行うなど準備を進めています。 仙台市の郡市長は8日の記者会見で、バスの操作の一部を自動で行うレベル2の運行実験を20日から行うと発表しました。 郡仙台市長「自動運転技術は路線バスなどの乗務員の不足、あるいは観光地の二次交通の確保といった社会課題の解決につながるものと期待をしてるところでございます」 実験は国の補助金7000万円を活用して20日から27日までの間に6日間行われ、地下鉄東西線の国際センター駅から仙臺緑彩館、そして仙台城跡の間を1日往復6便運行し運賃は無料です。 レベル2の実験では非常時に備えて運転手は乗車しますが、アクセルとブレーキ、ハンドルの操作は自動で行われます。 ブレーキや右左折のタイミングといった車両の挙動を調べると共に、乗客に対し乗り心地などのアンケート調査を行うということです。 仙台市は2025年度以降完全自動運転の1つ手前の段階、無人での運転が可能となるレベル4での運行実験を行う予定です。
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